スヴェン・ケプヒェン 営業担当取締役

監査役会会長のイェルク・クルマン博士は、「ケプチェン氏は、まさにこのタイミングと当社のニーズにぴったりの人材です。私たちは、ケプヒェン氏とこれほど早く合意に達することができ、新しい営業担当取締役として彼をWIKUSグループに迎えることができたことを嬉しく思っています。鉄鋼業界の優秀な人材であるスヴェン・ケプヒェン氏は、当社での重要な課題への対応で活躍することを期待しています」と述べています。

スヴェン・ケプヒェンは、ティッセンクルップ、アルセロール・ミッタル、クレックナー＆カンパニーなどの業界各社でさまざまな管理職を務め、幅広い経験を積んできました。彼はまた、同族経営の特殊なメリットも認識しています。「同族経営における迅速な意思決定と、それを一貫性をもって 実行に移せることは、私にとって非常に魅力的です」とスヴェン・ケプヒェン氏は述べています。

この3か月、スヴェン・ケプヒェン氏は世界のWIKUS拠点を訪れ、多くの議論を交わし、市場と現地の状況を正確に把握しました。その結果、最初の対策はすでに開始されています。売上拡大のための包括的なプログラムでは、特に北米市場でのプレゼンス拡大とアジアでの販売強化に重点が置かれています。

WIKUSグループの経営陣は、スヴェン・ケプヒェンとともに、引き続きイェルク・ウーテック（財務担当）とカルステン・グートケ（技術担当）で構成され、監査役会と緊密に連携しつつ、今後数年間、当社の戦略的再編成を継続し、実施していきます。